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特注紋入り万十軒瓦(家紋/織田木瓜)製作現場より(その2)

今日は、前回の特注紋入り万十軒瓦の製作現場(その2)をご紹介します。

 

こちらは、職人さんが磨いた後に、小瓦専用の平干し乾燥台に乗せて台車に並べている所です。

これを、外で太陽の日差しにあてて「天日干し」をして、じっくり、ゆっくり乾燥させていきます。そうすることで、歪みやひび割れが少ない瓦の“白地-しらじ-”が完成です。

ちなみに、プレスする前の瓦は、“荒地-あらじ-”と呼びます。

 

こちらは、歪みや、亀裂などを焼成前に検品した後、白地に、吐け土(はけつち=微粒子の粘土を水で溶いたもの)を塗布し、焼成コンテナに積み替えた所です。

 

こちらは、窯で約1000℃で20時間かけて焼いた瓦です。

いぶし銀の瓦の出来上がりです。

 

最後に、1枚ずつハケで煤を落とし、最終検品したあとに出荷します。

こうして、お客様の元へ瓦をお届けしています。

1枚1枚心をこめて・・・。

 

 

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